なんだか最近いろいろ情報が頭の中に入り込んできて不安にさいなまれる。
そんな日々を送っていませんか。
私もそのひとりです。
これからどうなるかなんてわかりもしないけれど
どうかこの太陽の暖かな日差しの下であったかいコーヒーを片手にほっとできる
そんな日常が続くことを願うしかできません。
そんな不安な気持ちを少し軽くしてくれる、忘れさせてくれるひとつ「音楽」。
今回はそんな優しく寄り添ってくれる音楽をおすすめしてみようと思います。
ささやかな日常を優しい歌声で届ける「空気公団」
「日常」それは当たり前のように過ごす毎日のことですが、
いまそんな「日常」が大きく変わり始めています。
そんな当たり前だった「日常」の大切さを教えてくれる「空気公団」の音楽は
いまどきのダンスチューンでもなく
踊ることもなくシャウトすることもなく
流行を追いかけることもありません。
ただ淡々と日々の日常の美しさを教えてくれる。
そっと聴き手に寄り添うような歌声で普通の「日常」のありがたさを届けてくれる。
そんな優しい音楽です。
聴きながらコンビニで買ったコーヒーを飲んで空を見上げると
幸せを感じることができるんです。
空気公団とは
空気公団は1997年に山崎ゆかりさんを中心に結成されたバンドです。
結成時は山崎ゆかりさんを含め4人体制でインディーズシーンで活躍をされていました。
その後メンバーの結婚などによって脱退等で
現在はボーカルの山崎ゆかりさんおひとりのソロプロジェクトとして活動されてりるようです。
音楽の域にとどまらず音楽と映像の融合や芸術家とのコラボレーションなどアートとしての活動も盛んにされています。
歌詞ではささやかな日常を詠い、綿密で繊細な音をちりばめたアレンジと演奏に、柔らかで優しい女性ボーカル。
なんてことない日常と非現実感が交じり合うバンド。
でもこのなんてことない日常が一番幸せで儚い時間なんだと気づかせてくれる、
そんな音楽を届けてくれるのが空気公団。
そして空気公団のキャラクターがとってもかわいいのです…!
その名も「グリーンピースくん」です!
この優しい丸い生き物…?食べ物…?
まさに空気公団という言葉を絵にしたこの子を気に入った方なら
音楽もきっと好きになってくれると信じています。
公式サイトでこのグリーンピース君のグッズも時折見かけることができます。
あれば即ゲットしましょう!
スピッツやつじあやのさん、はっぴいえんどなど少しノスタルジックを感じさせるサウンドと
メロディー、そして詩のような歌詞がお好きな方なら気に入ってくれるのではないかなあなんて思います。
ライブはあまり行わないバンドなので、生演奏はなかなか聴けることができないのが残念です…。
公式サイトでは新曲の情報や今までのディスコグラフィーも見れるので
もし興味を持っていただけたらちらっと覗いてみてくださいね。
ここで私がおすすめする曲をいくつか紹介してみます。
空気公団「なんとなく今日のために」
なんか面白いことないかなあ…が口癖になっていませんか?
このPVを見ていると空気公団がどんなグループなのかわかっていただけるのではないでしょうか。
ド派手な海外旅行ではなく電車に乗って古い温泉旅館にでも行きたくなります。
なんとなく過ごす毎日。
刺激がない…インスタを見て楽しそうな投稿を見て落ち込んだりしてしまったりするなら
毎日つまらないそんな風に思ってしまうことがあると思います。
いったんSNSから離れてこの曲を聴いてほしいです。
ボーカルも淡々とそして歌詞も少なく淡々と演奏もシンプルなのに
心にずっしりと響く。
散歩しながら聴きたい曲です。
空気公団「うつろいゆく街で」
美しいサウンドに映画のようなPV
空気公団のPVは音楽と同じく日常の風景なことがほとんど。
このPVも普通の女の子と男の子二人がそれぞれの時間を過ごしているだけ。
それなのになんだか切ない。
自分の周りにいつもある風景と人を切り取っているように見えるからこそ
共感して切なくなってしまうのかもしれません。
明日も歩いて行こう、今日も頑張ったと思えるそんな曲ではないでしょうか。
まとめ
予定も計画も立てないで旅に行きたくなる、そんな曲が多い空気公団の音楽。
ヒットチャートでトップ10に入ったり、ドラマの主題歌になったり、
今流行りのYouTubeで何万回何億回再生されることはないかもしれないですが、
私はこの音楽に出会えて心から本当によかった、知ることができて良かったな…。
そんな風に思っています。
そっと風のように日差しのように聴き手の心をあたためてくれる「空気公団」。
ぜひ興味を持っていただけたら嬉しいです。